- サイズが小さいわけではないけど谷間ができにくい…
- サイズが変わった訳ではないけどなんとなく下着のサイズ合わない気がする…
これらに思い当たりはないでしょうか?
あるのだとしたらソレはもしかしたら離れ乳かもしれません。
今回は離れ乳について詳しくお話させていただきますね。
離れ乳って何? もしかしたら損しているかも
離れ乳というワードは聞いたことありますか?
女性の象徴であるバストの形の変化でご自身でも意外と気づいないないのがこの離れ乳。
気づかぬままそのままにしていると、近い将来ハリのないたるんだバストになってしまうかもしれません。
では始めにご自身が離れ乳がどうかをチェックしてみましょう。
上半身がしっかりと映る鏡の前で下着をつけていない状態、肩の力を抜いた状態でまっすぐ立って下記の二点を確認してみてください。
- 肩と肘の中間にバストトップがきているか
- 鎖骨の真ん中の位置がバストとバストの中心になっているか
①も②のどちらのチェックも、中心部から離れているほど正しい位置から離れてしまっています。
綺麗で理想的なバストの形は正三角形
では理想的なバストの位置はどこになるのでしょうか。
理想的なバストの位置は、鎖骨の真ん中とバストトップをつないだラインが正三角形になります。
離れ乳になってしまっていたり、たるんでいると、二等辺三角形に変化していきます。
遺伝だけでなく、バストの形は変化しやすいので日頃からしっかりとしたケアができていないと簡単に形がくずれてしまいます。
このまま気づいた時には取り返しのつかない状態にということも少なくありません。
放置すれば放置するほど悪化してしまいますので、今のうちからケアをしっかりと行っていきましょう。
離れ乳になってしまう原因って何?
離れ乳になってしまう原因は日頃からバストをしっかりケアできているかどうかが大きな原因となります。
知らず知らずに離れ乳になってしまう習慣をとっていないかどうかを一緒にチェックいきましょう。
- 正しいサイズの下着をつけていない
- 下着をつけている時間が短い
- ナイトブラをつけていない
- 日頃から激しい運動をすることが多い
- 姿勢が悪い
こちらのチェックが多いほど、離れ乳になりやすい習慣があります。
そもそもバストの構造はどうなってる?
バストは胸筋を土台にして、脂肪や乳腺などが乗っている状態です。
その乗っている脂肪や乳腺を正しいバストの位置に網目状のゴムのような繊維で支えているのがクーパー靭帯です。
筋肉でもある程度バストを支えてあげることはできますが、主にこのクーパー靭帯がバストを支えていいます。
しかしクーパー靭帯は非常にデリケートなので、すぐに損傷してしまいます。
クーパー靭帯自体のの損傷や筋肉の低下、コラーゲン、エラスチンの生成不足がバストを正しい形で保てなくなってしまう原因なのです。
離れ乳になってしまう主要因3つ
先ほどあったチェック項目は、知らず知らずにクーパー靭帯を傷つけやすい環境を作っていたり、バストの形を崩してしまう習慣や、バストに大事な栄養がいきわたりにくくなってしまっている状況を作りだしています。
1:クーパー靭帯を傷つけている
先ほどのチェックリストで
- 下着をつけている時間が短い
- ナイトブラをつけていない
- 日頃から激しい運動をすることが多い
の項目に当てはまったあなたはこちらの原因で離れ乳になっているかも。
下着をつける時間が短いと、重力によってバストが下垂してしまいます。
クーパー靭帯はゴムのような性質をもっています。
バストの重みを包むようにネットのように張り巡らされたクーパー靭帯でも、下着の補正がない状態で長時間いると、ゴムがどんどん伸びてしまいます。
数時間いただけで損傷してしまうわけではないですが、習慣的につけない時間が長くなってしまうとそれだけ負担にさらされていることが多い、ということです。
ナイトブラをしていないのも下着を着ける時間が短いのと原理は同じです。
寝ている間バストは重力の関係で流れてしまいます。
正しい位置でない状態に流れたバストはクーパー靭帯に負担をかけ、損傷のお手伝いをしていることになってしまいますので、できれば寝ている間もその形崩れを守りましょう。
激しい運動はもってのほか。バストの揺れによって、クーパー靭帯が一気に損傷してしまいます。
日頃からバストをいかに守ってあげられているかがすごく重要です。
クーパー靭帯については「クーパー靭帯って復活するの!?美バストを作る方法を理解しよう♪」の記事でより詳しくお話しているので気になる人はこちらの記事もチェックしてみてくださいね。

2:バストをしっかりホールドできていない
先ほどのチェックリストで
- 正しいサイズの下着をつけていない
- 姿勢が悪い
の項目に当てはまったあなたはこちらの原因で離れ乳になっているかも。
正しいサイズの下着をつけていない場合、日頃から正しい位置にバストを保って入れていない可能性があります。
緩すぎてもきつすぎてもいけません。
緩すぎる場合は、しっかりとバストをホールドできていないので、クーパー靭帯の損傷につながってしまいます。
小さい下着の場合も、バストを押しつぶしてしまいますので、押しつぶした状態の形に変化してしまいます。
姿勢が悪い場合も要注意。
下着のサイズがどんなにあっていても、肩が内側にはいり、前かがみの状態になるので、バストの位置が下がります。
さらに猫背の場合、胸の筋肉が使用されにくいので筋肉が衰えます。
胸筋が衰えてしまうとクーパー靭帯がうまく機能できなくなってしまいますので、より重力に逆らえなくなってしまいます。
3:バストに大事な栄養がいきわたっていない
先ほどのチェックリストで
- 正しいサイズの下着をつけていない(きつい下着を着けている場合)
- 姿勢が悪い
の項目に当てはまったあなたはこちらの原因で離れ乳になっているかも。
きつい下着をつけている場合や猫背の場合です、バスト周辺の血行を悪くさせて栄養が十分に運ばれない状態を招いてしまいます。
栄養がいきわたらないとバストを支えているクーパー靭帯の成形がうまくできないので、クーパー靭帯は損傷しやすくなるというわけです。
このように日頃の些細な行いがバストに影響しています。
また、加齢も大きな原因になります。
加齢によってクーパー靭帯自体が老化してしまうことも離れ乳の原因です。
ですが、バストを日頃からケアできている場合はその老化による現象もある程度防げます。
歳をとればとるほど差が出てきますので、今のうちに改善していきましょう。
離れ乳とさよならしよう! 離れ乳の改善方法4つ
離れ乳となってしまう原因や習慣についてご説明させていただきましたが、今度は正しいバストの位置にするための改善方法をお教えてします。
1:サイズのあった下着や補正下着を使用する
バストは非常に形が崩れやすく緩すぎても、キツすぎてもいけません。
ですので、自分に合ったサイズで日頃から正しい位置にホールドしてあげなければなりません。
重みを支えてバストの形を整えてくれる下着はバスト保つのに必要不可欠です。
また、自分の合うサイズの下着をつけていても、同じものをずっと使用していたりするのもいけません。
アンダーの部分が伸び切ってしまったり、下着自体の形崩れを起こしている可能性があるので、定期的に買い替えてくださいね。
サイズが合っていないと少しでも感じたら今の状態に合わせて下着を選んでくださいね。
自分に合う下着ですが、どうやって判断すれば良いかわからない方もいらっしゃるかと思います。
ご自身で測るのも良いですが、下着屋さんで正しいサイズを測ってもらうのが良いでしょう。
サイズだけでなく、どのような形の下着がご自身に合うかもアドバイスいただけます。
下着はサイズだけでなく、形の合う合わないもありますのでなかなか難しいところ。
ナイトブラやスポーツブラのように状況に合わせても選び方が変わりますので、用途もしっかり考えたうえで正しい下着を使用してくださいね。
2:バストへしっかりと栄養を届けよう
姿勢や合わない下着でも血行不良になりやすくなってしまいますが、冷え性になりやすい女性は自分が気づいていないところで血行不良になっていることも多くあります。
血液は体に必要な栄養分を運びますから、滞っていると当然栄養がじゅうぶんにいき渡りません。
クーパー靭帯の素材となるコラーゲンはタンパク質からできています。
クーパー靭帯もですが、筋肉もタンパク質ですね。
身体を構成のなかでも水分を抜けば半分以上がタンパク質でできていますから、食事でたんぱく質は積極的に摂りましょう。
しかしたんぱく質だけの摂取をしても上手く合成できなくて思うように結果が出ないこともあります。
タンパク質の合成にはビタミンCとビタミンB6のサポートが必要ですのでビタミンの摂取も重要です。
バランスの良い食事をすると色々なものが助け合いながら効果を上げてくれます。
健康に良いだけではなくバストにも美容にも効果がありますので食事のバランスには気をつけましょう。
バストアップに効果のある食材については「バストアップに効果のある食材まとめ!噂の食べ物を栄養素の観点から解説」の記事で詳しくお伝えしているので、あわせてこちらの記事もチェックしてみてください。

3:バストを正しい位置にする筋力をつけよう
クーパー靭帯はバストを支えていますが、一度損傷してしまった部分は元に戻ることはありません。
加齢によって垂れてしまったバストは、損傷個所が増えて支えることができなくなっているのです。
ですが、クーパー靭帯が損傷してしまっていても、胸回りの筋肉を強化すればクーパー靭帯の負担を減らせます。
トレーニングをして筋肉をつければ、年齢に関係バストの垂れは改善されていくのです。
毎日でなくても、週に2~3回のペースでも大丈夫です。
継続しやすいトレーニングを3つ紹介します。
1:合掌のポーズ
バストを維持するにのは有名なトレーニングです。
手の平を胸の前であわせ、左右の手を押し合い、そのまま10秒間キープします。
5回ずつ3セット行っていきましょう。
こちらのトレーニングは胸の筋肉を意識してやらないと、腕に負担がかかり意味のないものになってしまいます。
以下のポイントに注意しながら胸の筋肉をしっかりと意識して行ってみてくださいね。
- 姿勢よく背筋をまっすぐにしながら行う
- 力を入れている最中に肩があがらないようにする
2:腕立て伏せ
腕立て伏せは腕だけでなく、大胸筋に効果があります。
とはいえ、女性の場合腕立て伏せを行おうとしても腕の力がなくて出来ない、なんてこともよくあります。
簡単な方法では膝をつけて行う腕立て伏せや、壁で行う方法があるのでまずはこちらからやってみましょう。
無理に普通の腕立て伏せをするのではなく、ご自身でできる方法で続けてみてくださいね。
膝をつける方法
普通の腕立て伏せの体制から、膝を落とし膝をつけて行います。
簡単に行える場合は、手を肩幅より広く開いた状態で行うとより大胸筋に負荷がかかります。
壁で行う場合
壁に向かって両手を両手をつき、足をそろえて離れたところにおき、腕で身体を支える状態にします。
そこから普通の腕立て伏せと同じように、腕を曲げ壁に顔を近づけるような状態でおこないます。
壁で行う場合は足の置く位置によって負荷を軽くできるので、力の無い方でも様子を見ながらすることが出来ます。
3:ベンチプレス
こちらはダンベルを用意する必要はありません。
500mlのお水を入れたペットボトルで簡単にできます。
- 仰向けの状態で、両手にペットボトルを持ちます。
- 両手を身体の前に持ち上げて、肘を曲げて耳の横にペットボトルをつけます。
- 息をゆっくりと吐きながら肘を伸ばしてペットボトルを持ち上げます。
- 息を吸いながら耳の横にペットボトルを戻します。
- こちらを10回、一日2セットずつ行っていきましょう。
4:効率アップ!バストマッサージをしてみよう
マッサージはリンパの流れや血行を良くするので、バスト周辺の流れをよくすることでバストアップやハリの改善でも効果があります。
流れをよくし、健康的に保つのも重要ですが、マッサージによって正しい位置に持ってきてあげることも大事です。
バストをマッサージするときは、優しく包み込むように、オイルやマッサージ用のクリームを使用しながら行ってくださいね。
おっぱいwikiではマッサージのときにおすすめのバストアップジェルもご紹介しているので、こちらも参考にしてみてくださいね。
- デコルテ部分
脇の下部分から鎖骨の下を通り、バストの中心に向かって円を描くように行います - バストの外から中心
アンダーバストをやさしく両手で持ち、バストの外側からバストの中心に向かって持ち上げます。 - 外から持ち上げる
アンダーバストの外側の部分、背中からお肉を集めるように優しく斜め上に向かってマッサージします。
スピードが速すぎたり、強すぎたりしてしまうと負担になってしまいます。
バストを優しく包み込むようにし、ゆっくりとおこないましょう。
簡単で誰でも取り入れられる方法ですので、継続的に行っていけると良いですね。
まとめ
日頃の習慣で良くも悪くも変化しやすいバスト。
簡単に形が崩れてしまうので、日頃から意識していないといけないくらいデリケートでした。
その反面、しっかりとケアしていれば理想的なバストになる事は間違いなさそうです。
美しいバストを維持する習慣を取り入れて、自慢したくなるバストを目指しましょう。
おっぱいwikiはバストアップやバストケアなどバストに関する情報を総合的に配信しているメディアです。
定期的に更新しているのでぜひこまめにチェックしてみてくださいね。
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